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AWS のサービスを知る #1

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AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイトレベルの合格を目指しているヒガシです。 合格するためには AWS にどんなサービスがあるのか知っておく必要あるよね?って事でAWS のサービス一覧を整理したいと思います。

今回は、コンピューティングサービスとストレージサービスをまとめてみました。

コンピューティング

コンピューティングインスタンスロードバランサー、デスクトップサービスなどがコンピューティングサービスの分類です。

Amazon EC2

EC2 は仮想ゲストサーバサービスです。筆者も無料枠で利用したことがあります。ウェブ画面で簡単にサーバを作る事が可能です。

Auto Scaling

あらかじめ定義された条件に従って EC2 を自動で拡大、または縮小するサービスです。たとえば、インスタンスの CPU 負荷が 80% を超えたらインスタンスを自動で 3 つ増やすとか。

Elastic Load Balancing

ELB って言われてるサービスです。ロードバランサーです。しかも、複数の AZ に分散することも可能だそうです。また、異常のあるインスタンスを検知して、正常なインスタンストラフィックを自動で流すそうです。

ストレージ

ストレージに関するサービスです。堅牢性と可用性を備えた低コストのデータストレージを提供しています、とのこと。

Amazon S3

Amazon S3 ( Simple Storage Service ) 。完全冗長化されたストレージで、ウェブ上のどの場所からでも容量に関係なくデータの格納・取り出しが可能です。また、 2つの S3 で冗長構成を組む ( RSS ) ことも可能です。

Amazon Glacier

Amazon Glacier は極めて低いコストのストレージサービス。コストがむちゃくちゃ安いです。 1G の保存料が 1ヶ月 1円です。笑っちゃいます。ただし、保存したデータを取り出すのには時間がかかります。取り出す料金は全体のデータの 5% までは1ヶ月は無料です。つまり全てのデータを無料で取り出すには 20 ヶ月必要です。完全にアーカイブ用ですね。 データ復旧などを考えると2次バックアップ先としての利用が有用ですね。

Amazon Storage Gateway

AWS Storage Gateway は、オンプレミスのソフトウェアアプライアンスクラウドベースのストレージとを接続するサービスです。組織のオンプレミス IT 環境と AWS のストレージインフラストラクチャとをシームレスに、セキュリティを維持しながら統合します。」 だそうです。オンプレのソフトウェアがシームレスに AWS のストレージにアクセスできるようにするサービスですね。iSCSI ボリュームとして利用できるようです。利用方法は、データは S3 に保存し、頻繁にアクセスするデータをゲートウェイにキャッシュする『ゲートウェイキャッシュ型』と、逆にデータをゲートウェイに保存し、バックアップを S3 に保存する『ゲートウェイ保存型』、さらに、ストレージゲートウェイをバックアップ用の仮想テープドライブとして利用する『ゲートウェイ仮想テープライブラリ型』があります。 仮想テープライブラリは、利用中のバックアップソフトウェアからすぐに利用可能との事だそうです。

Amazon EBS

Amazon EBS(Elastic Block Store) は EC2 インスタンスがストレージボリュームとして利用できるものです。 EC2 のディスク領域はエフェメラルディスクとなっており、 EC2 を停止するとそこの保存したデータも消えてしまいます。なので、永続させたいデータは EBS を EC2 でマウントし EBS に保存します。

参考: 「はじめてのAWS、"つまずきポイント"はココだ!」

AWS Import/Export

転送用のポータブル記憶装置を用いて AWS 内外に大量データを転送するサービスです。S3, EBS, Glacier へのデータ転送、あるいはデータ取り出しを DVD などポータブルな記憶装置で行うサービスです。使い方は初めて AWS でシステムを運用する際、大量のデータを AWS 上に送る必要がある場合、または、これまで顧客と記憶媒体のやりとりでデータを受渡ししていた場合など。大量のデータをネットワークでアップするより早くてコストも安いですよね。でも、東京リージョンでのサービスはまだのようです。